東野圭吾さんの小説集。
下記の10篇を収録。
- 正月の決意
- 十年目のバレンタインデー
- 今夜は一人で雛祭り
- 君の瞳に乾杯
- レンタルベビー
- 壊れた時計
- サファイアの奇跡
- クリスマスミステリ
- 水晶の数珠
年齢、性別、立場もさまざまな登場人物たちの物語。
ミステリ仕立てあり、ちょっと不思議な話あり。
独立した話なのに、それぞれの登場人物たちの
存在感がしっかり感じられて、これは東野圭吾さんの
文章力なのか・・と思います
個人的に一番気に入ったのは、
「水晶の数珠」
1度しかつかえない、
けれど、その決断をどうするか・・が
生き方を大きくかえる、という。
案外、普通の人にも使える心構えのような気がします。