東野圭吾さんの書き下ろし長編小説
ある一族が守ってきた一本のクスノキにまつわる物語
主人公の直井玲斗は、かつて務めていた職場に盗みに入った罪で
捕まるが、現れた弁護士からある提案を受ける。
満月と新月に行われる祈念。
物語にひとつだけ許されるいわれる嘘というのが
本作では絶妙で、
リアリティを感じるところ。
それが主人公や、主人公の叔母に当たる柳沢千舟
そして他の登場人物たちへの
自然な親しみにもつながっていて、
伝えられなかった思いがつながったときの
あふれる感情、優しさを感じます。、
知らずに読んだらちょっと東野圭吾さんの作品とは
おもわなかったかも。
今に至って新境地に挑むところはまたすごいな。
家族の大切さを考えるきっかけになりました。
おすすめです。
<実業之日本社のHP> 試し読みもできます。
https://www.j-n.co.jp/kusunokinobannin/
スペシャルPV(ロングver.)
https://www.youtube.com/watch?v=kYjoLwqbpjQ&feature=emb_rel_end