有川浩さんの長編小説。
児童養護施設の新人職員と子供たち。
後半最後のストーリーを読むと有川さん自身のかなりの取材や思い入れが
はいった作品のようだ。
先日読んだ「キャロリング」の主人公:大和の育った環境やトラウマも
おそらくなんらかのつながりがあるのだろう。
TVドラマやネットでの記事などわかったような気になっていても
全然見えてないことがある。
そもそもの視点が異なることに気づかなければ、見えるものも見えないか・・
そういう意味でも、
ぶつかりあったり、拒絶されることがあっても
意見を表明するというのは大切なことなのだ、
相手の視点も創造できなければ、理解もできない。