有川浩・作 村上勉・絵
あとがきに、初代”コロポックル物語”を書いた佐藤さとるさんとの
エピソード、あたらしい「コロボックル物語」の生まれた
背景が説明されています。
ストーリーのごく短い、絵本でもあるので、大人の私には
本書は、楽しめたとは言えないのですが、
19-20才の頃、倉本蒼さんの「ニングル」を読んだ時に、
ぱあっと子供のころの想像の世界が共有されて、物語に引き込まれた。
あの背景には、かつてふれた「コロボックル物語」の影響があるのかもしれません。
倉本蒼さんの「ニングル」、好きな本としてベスト10に入っている名作です。
夏休みの今、おすすめです。