2014-07-13 「審理炎上」加茂隆康/幻冬舎 最近の読書 #読書 加茂隆康さんの長編小説。 停車時のクリープ現象で水没した車両での死亡事故。 死亡した被害者が、200億円を超える高額所得者だったことで、 支払い請求を拒んだ保険会社との巨額請求訴訟が始まる。 新たに提示される証拠物件、証拠証言がたんたんに 審理の状況をつたえるという形で進む、 落ち着いたトーンで、小説ならではの派手なしかけは ないにもかかわらず、最後まで一気に読んでしまいました。 現実の裁判というのはこんな感じで進むものなのか。