road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

パイオニア RPD-500修理(1)

イオニアのCD RECORDER RPD-500:

プロ用機器という扱いでしたが、民生用としても購入できた
イオニアのCD RECORDERです。

イオニア独自のターンテーブル方式を採用しているのが特徴。
オーディオ機器としては、しっかりしたつくりで10年以上愛用してきました。


ソニーnetjuke NAS-D500HDへのCDデータ取り込み作業を進めるのに、
Finalize前のCD-R(CDとして認識できない。)を
確認するためにひさしぶりに使用しようとしたら、
CDトレイ(ターンテーブル部分ですね。)がでてこなくなってます。

ふりかえってみると、以前CDからのCopyに使用してから
2年2ヶ月たってました。

機械ものは、長い間使わないと調子わるくなるのか・・

発売時から時間がたっているので、修理対応不可の可能性もあり、
とりあえず、自分で筐体(天板)空けて中を確認しました。

普通のCDプレイヤーって、トレイ部の構造はシンプルで
様子がすぐ見えるのですが、

そこはターンテーブル
スピンドル・モーターの載った基盤というかモジュールが
トレイ部の上に鎮座していて、ぱっと見なんとかなりそうな
感じじゃないですね。

トレイ開閉動作時の挙動を確認してみました。

OPEN動作時、スピンドルモーターののったモジュールが上方に
持ち上がる動作をしますが、(モジュール部制御用のモータがある)
モーターが回転したまま、
トレイOPENまでいたらず、時間がたって
モーターSTOP、モジュールが落ちて停止という状態。

OPEN時、モジュールが上方に動くのを、手でアシストして
少し持ち上げてやると、正常にトレイがOPENしました。

モジュール位置をセンサかなんかでみているのか、
機械的な反力をみているのか・・

しかし、トレイOPENのたびに、この動作・・
発売されたときから、心配する声ありましたが、
機械的にはちょっと厳しいところがありますね。

-とりあえず、筐体開いた状態でモーターモジュールを軽く
持ち上げてやれば正常に動作するのはわかりました。
(CD-RのFinalizeも正常にできました。)
-とはいえ、筐体空けたままというのも緊急時ならまだしも
いろいろよろしくないですね。

最終的に、

1)OPENボタンON
2)モジュール上昇
3)数秒たってモーター停止
4)モジュール下降

というシーケンスを数回繰りかえすと、
(OPENボタンを2度押しすると、2)->4)に移ってだめ)
正常なOPEN動作をすることが確認できました。

電源ONして、使用開始するたびにこの儀式が必要になりますが、
まあ、それもまたオーディオらしく。

どんな高級機でも、時間たつと修理対応してくれなくなるという
事態に直面すると、高いもの買えなくなりますね。

欧米の家電メーカーなどは、ずっとメンテナンス可能というのが常識みたいですが、
日本のオーディオ機器も(機種限定でも)そういうサービスがあって欲しい、
そう思います。