テレビ朝日の深夜放送。2001年公開の韓国映画(原題:贈り物)。
2005年、日本でも堂本剛/菅野美穂主演でリメイク作品がドラマSPで放送されたのを観た。
(韓国映画の日本でのリメイクは始めてだったらしい。)
http://www.tv-asahi.co.jp/lastpresent/
アクション映画以外の韓国作品を字幕スーパーで見るのは初めてだったが、
良かった。
忘れていたリメイク版ドラマの各シーンもはっきり思い出した。
リメイク対象に選ばれる作品は、国を問わず
優れたエンタティメントであるということだと思う。
売れないお笑い芸人が、妻が病気で余命わずかということを知り
必死にTVのお笑いコンテスト番組を勝ち上がっていくという基本ストーリーと
妻の小学校時代からの初恋の相手を、
奇妙な縁で依頼された”お人良しの詐欺師コンビ”が探していく
というサブ・ストーリーもそのまま。
日本のドラマでは細部の設定が変わっているところがあるのだが、
その理由もよくわかる。
リメイクとOriginalを観ると、変更された演出の意図も理解して楽しめる。
日本でドラマ化(映画も同様)すると、特に作中でコメディアンという役柄を演ずるには
俳優・タレントの他作のイメージなど残ってしまうのだが、
韓国を舞台にしていることで、先入観なく観れたことが
物語をより楽しめた理由でもあるかなと思う。
Original映画もリメイクドラマも、お勧めです。