垣谷美雨さんの同名小説を映画化
監督 :前田哲
脚本 :斉藤ひろし
主演:
後藤篤子(53):天海祐希
後藤章(56):松重豊
後藤まゆみ(25):新川優亜
後藤勇人(22):瀬戸利樹
後藤芳乃(80):草笛光子
桜井志津子(52):若村麻由美
桜井秀典(51):石井正則
萩原博子:本人
森口(区役所勤務):三谷幸喜
■お金はやはり大切
誰にでもおこる冠婚葬祭、耐久消費材の故障などで
まとまったお金が出ていくときに、
夫婦そろって失業。
登場人物たちは皆、ふつうの良い人たちで、
ゆとりがあれば、乗り越えていけるのだろうけれど
お金がないという状況の中で、次々に発生するイベント
を受けるストレスを
観ている自分も感じて、きりきりしてしまった。
お金の余裕は、やはり大切だなと思う。
映画の終盤で、
子どもたちが独立して(結婚と就職)、姑も請われて実娘の家に移り、
夫婦二人は家を売却して、夫のバイト中の縁で知った
シェアハウスに移って、経済的にも、精神的にも
ゆとりを取り戻すのだけど、
それが選択肢として選べるのも、条件がそろった場合だけだとは思う。
いろんな可能性を、検討しておいて、
タイミングよく決断できるようにしておくのが
必要ですね。
お金とは別に、
大切なのは家族や友達とのつながり、だというのが
本作のもうひとつのメッセージでした。
それは本当に大事。
■特典映像
映画予告、特報のみ
せっかくのパッケージメディアなので
キャストやスタッフのインタビューもあったら嬉しいと思います。
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<ストーリー紹介>
節約がモットーの主婦・後藤篤子(天海祐希)は、
夫の給料や自身のパート代をやり繰りして老後の資金を貯めてきた。
ある日、しゅうとが他界し400万円近い葬儀代が必要になるが、
自身のパートの契約が更新されず、さらに娘の結婚が決まって
多額の出費に頭を抱える中、夫の会社が倒産してしまう。
そして成り行きで同居することになったしゅうとめは、金遣いが荒かった。
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<Yahoo!映画のURL>
https://movies.yahoo.co.jp/movie/370652/
<映画公式サイト>
https://rougo-noshikin.jp/