工学博士でもある作家の森博嗣さんの本。
読書についての価値について、
書かれた本を最近続けて読んだのだけれど、
本書で、森博嗣さん独自の視点を知って、
その作品が独特と語られていた理由がよくわかりました。
子供の頃から遠視で(大人になるまでそのことに気づかず)
字を読むのに時間がかかったこと。
人の何倍も時間をかけて考えながら読むこと。
考えるときに(数学も小説も)に映像で考えていること。
(普通の人は文字で考えているようだという分析)
読書という誰もが経験する趣味でこんなに異なる視点が存在するなんて、
想像もしてなかった。。
知らないことを知る、まさしくこの本の価値でした。