橘玲さんの本。
橘玲さんの、学生時代から、編集者として働き始めた頃のこと、
仕事の話、家族の話、個人的なエピソードがつまった本です。
橘玲さんは、自分より10歳くらい(8歳)上の世代なのだけれど、
80年代半ばから90年代半ばまで、本書で80'sとして語られている時代は
自分の10代後半から、就職して上京し、社会人として働いていた、若い時代
と重なっていて、とても懐かしかった。
橘玲さんの本は、ほとんど所有しているし(小説を除いて。小説は図書館で借りて読んでいます。)
インターネットで公開されている文章もほぼ読んでいるつもりだったので、
自分の知らない新しいエピソードは少ないのでは?というのが
今回Kindle版を購入するまでに時間がたった理由のひとつだったのですが、
一緒に仕事をしていたかつての同僚たちとの再会や、その後のエピソードなど
初めて知る、そして通してみることで分かる物語を読んで
購入して読めてよかったと思います。
同年代を生きた人たちには、おすすめです。