商品・サービスは無料またはそれに近い安価だが、
送料はかかる。(正規料金相当ではない)というものを利用する機会が
増えています。
結構最近になってでてきたビジネスモデルじゃないだろうか?
ビジネスとして考えれば
Totalで利益がでれば、代金を回収する名目はどうでもよいので
Catchtyな方法だと思う。
ちょっと考えてみた。
■商品広告(Catch)
A) 商品、今回特別に無料(送料\500)
B) 商品\500(送料は今回特別に無料)
# メール便など要件を満たせば、商品価格と比べて
ほぼ0とみなせるような発送方法はありますね。
B)の場合
送料無料は当然と考える感覚があるので(楽天BOOKSでの本購入などそうですね。)
商品に500円の価値があるのかと考えて購入のハードルが高くなります。
A)の場合、
興味あるし、商品無料なら注文しようかな?
送料は高いのはわかっているけど、まあそれは業者にもメリットないとね。
ぽちっとな!
■どのくらいの利益が得られるのか?
例えば”公演CD”などが商材だとすると
CD自体は100円くらいみておけば十分か?
公演者への礼金:大手でなく零細業者などなら
10万円の謝礼でも承諾もらえる可能性は十分ありそう。
仮に1000枚と考えて10万円/1000=100円
送料;パッケージ込で100円なら十分可
戦術した1000枚が売れたとすると
売り上げ: 500円*1000= 50万円
コスト:
CD代: 100円*1000=10万円
音源費用: 10万円/1000枚*1000枚=10万円
送料: 100円*1000=10万円
利益は、50万円-(10万円*3)=20万円
音源費用を枚数比例のロイヤリティとした場合でも、
(これなら後援者への礼金としてかなりインセンティブがあがりますね。)
枚数が増えるほど利益が増える。
5千枚なら、100万円の利益
1万枚なら、200万円の利益
固定金額ならなおさら。
One-shotのビジネスとしてなら小規模ですが、
- たくさんの利用顧客がいる。(会員などすでに確保している。)
- 他の高額な商品の顧客候補を得るマーケティングTOOLとして使える。
(宣伝・広告で実現しようとすればかなりの高額負担が必要)
など考えると、上手なビジネスモデルだと思います。
その他:
CDでなく音源そのものが売れればCD・送料コストは圧縮できるけれど、
ネットのもの=無料という感覚からしたら商品魅力がおちる。
難しい、ということでしょう。