伊坂幸太郎さんの長編小説。
第一章 残り全部バケーション
第二章 タキオン作戦
第三章 検問
第四章 小さな兵隊
第五章 飛べても8分
恐れられている悪の元締め:毒島の仕事を受けて働く溝口・岡田のコンビ。
離婚を機にマンションを売って、解散という日を迎えた早坂家が
岡田と友達になるエピソードから物語は始まる。
岡田の子供時代のエピソードや、その後、溝口とコンビを組むことになる
太田と高田の性格描写もわりと伊坂作品の中ではあまりなかった感じがする。
短いストーリ-を綴りながら、時間と人の生活の変化が新鮮だった。
シリーズ化されたものをまた読みたいと思いました。