伊坂幸太郎さんの長編小説。
読売新聞夕刊紙上に連載された作品。
引きこもりの子供を助けて欲しいと頼まれる主人公:遠藤二郎
イタリア時代にエクソシストの神父と行動を共にして学んだ悪魔祓い
証券会社に巨額の損失をもたらした株の発注ミスの調査を行う:五十嵐真
二人の物語が、どう絡み合い終結するのか・・
伊坂幸太郎さんの一連の作品とつながる部分もあるのは
嬉しいのだけれど、
西遊記の表現がところどころにオーバーラップして
現実と幻想?が混ざり合う感じは、正直Endingを迎えても
カタルシスには転化しきれなかった、です。