番組の編集後記:
小池利和社長のコメント:
新規事業の
後ろにあるもの、
開発者の情熱、やる気、チャレンジ精神、
失敗はどんどんやってもらっていい。
個人的には、あまり商品を購入する機械はなかったけれど、
(世界で始めて通信カラオケJOYSOUNDを発売したのもブラザー。
いまでも第一興商のDAMと市場を2分しているとのこと。)
古くはワープロ、最近ではプリンタ複合機、
日本国内の大手のライバルひしめくなかで、あまり本業というイメージのない
ブラザー(やはり私の世代だとミシンの印象がつよい。)が
何故、生き残っているのかことあるごとに不思議に思っていた。
選択と集中で主力以外の事業を手放す戦略が
ただしいやり方ではないかもしれない
(かつて大株主だったスティールパートナーズの
株主提案を拒否したエピソードが紹介された。)
「商品として芽がでるまで、
モノづくりは長い時間がかかる。
開発者のやる気を持続させて
新規事業を育てていかないといけない。」
かつては当たり前だったこと、
それがこの10年は否定的な見かたをされるようになっていた、と改めて思った。