金持ちや役人をだますことを生業にする天才詐欺師:伊沢修
前作「T.R.Y.」は主演:織田裕二で映画化もされたので
記憶に新しい。
本作は、その4年後、伊沢修が再び舞台に登場する。
相手は中国の巨人:袁世凱。
伊沢修はもちろん、チームを組む仲間たちにも
親しみがある分、読み始めてすぐ引き込まれた。
面白い。前作より力の抜けた部分もあり
小気味よいエンタティメントとして気持ちよく楽しめました。
正直、シリーズ化されるとは思っていなかったし、
1900年代のアジアを主舞台にしたコン・ゲームを
何作も続けられものかと思っていましたが、
良い方向に裏切られました。
また続編を書いて欲しいと思います。