road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

マツダ Newデミオ試乗(1) 1.5SPORT(CVT)

マツダでNewデミオに試乗させてもらいました。

ディーラー間の試乗車ローテーションで、たまたま1.5 SPORT(CVT)
に乗ることができました。MTでないのは残念ですが、本来なら1.3(CVT)にしか
乗れなかったはずなので幸運でした。
メーカーおすすめOPTION装着車です。

まずは外見チェックから。色はラディアントエボニーマイカ
不思議なこげ茶色のメタリック。

○ 明らかに車高は低いですね。その分ワイドに見えてフロントマスクなども
格好よいです。写真だとプジョー207にも似た印象でしたが実物の
印象は違いました。MAZDA Zoom Zoomをうまく表現できていると思います。
  

? 16インチ45扁平タイヤ、すごいんだろうなと思っていたら小さい?
  幅が細目なこともありますが、フェンダー周りがすかすかなイメージで
  期待とは違いました。
  シングルのマフラーも寂しい。フロント周りの格好よさと細部の
  力の抜けた感じがマツダらしいのか。


そして走り:
乗ってみて、クルマってそれぞれだなとあらためて思いました。
競合するクラスのライバル間でも、全然ちがいますね。

位置づけるならNew Fit(1.3)とスイフトの中間という感じ。
1tを切る車重の軽さは走行Feelにも現れてます。

路面の情報はわりと明確に伝える感じ。ただし不愉快にはねる感じはないので
これはこれでよいと思う。柔らかく、感度が高いという印象です。
路面が荒れてなければ気持ちよさそう。

本皮ステアリングのFeelingは軽さと手ごたえがちょうど良いバランス。
ただ、デフォルトのハンドル位置が高い?インパネやメーター周りも?
(シート高さもステアリングも調整できるので、これはちょっと失敗しました。)
エンジン音はアイドリング中だと気付かなかったくらい。
エンジンの吹き上がりはスイフトより軽快に感じました。

パドルシフトもついていましたが、本命はMT車なのでこれはためさず。

Aピラーの三角窓などなくて外からみるとFitに比べてさびしい感じですが、
フロントドアのウエストラインが前方にむけてぐっと下がっていて
視界はすごく良好です。これは新しい感覚。デミオの魅力。

インパネとフロアの中間にあるATシフトの位置も、新しくて良いと
思いました。

SPROT専用のシートはやわらかくて個人的にはコンパクト3車のなかで一番
好みでした。後席は、天井高さ方向は十分。実質的な感じはFitには負けますが
スイフトと同じくらいでしょうか?

Negative要因は?といえば。
カタログの写真など見ているとそう思わなかったのですが、
とにかくプラスチックの質感がうーんという感じ。
OptionのAUX端子のふたなど、びっくりするくらい安そう。
ドアの内張りや、インテリジェントスタートのノブも。
パーキングブレーキのハンドル。小物入れ。

SPORT専用のエンジンOFF時にブラックアウトするメーター周りもうーんという感じ。
凝るよりもスイフトのように基本に忠実にまとめれば良いのにと
思いました。

アシストグリップもひとつだけ。

以前VITZ RSに乗ったときに、トヨタってこんなものかと思いましたが
トヨタはやはりトヨタだった。スズキのスイフトが良すぎ。
Fitはおそらくコストをかけてがんばっている。

TOPグレードでオプション装備も充実した状態で考えるとデミオSPORTの値段は
安いと思ってましたが、唯一のNegative要因はこの内装などの質感ですね。

この外観デザインと走りで、内装の質感も高ければ・・。
とはいえ、軽さとそこから得られる走りの良さをめざしたNewデミオ
その走りにマツダの狙いはきちんと実現できていると思います。

次は、見積もりなど。