主人公:神谷新二の陸上部での青春を描いた小説の第2弾。
高校1年のオフシーズンから、後輩も入ってくる2年生へ。
親友の天才スプリンター・一ノ瀬連もなんだかんだいいながら
努力している。
先輩や後輩、競技ブロックは異なるけれど同じように苦しい練習を
続けている陸上部の同学年の仲間との友情も深くなって
相変わらず、青春時代を思い出させてくれる。
2年の秋、部長に選ばれた県の新人戦。
そしてチームメイトが出場する丹沢湖の県駅伝。
ここで熱いものを感じられるのが、この小説の
丁寧に築きあげられてきた世界のちからだと思う。
おススメです。