副題:「伸びる人」と「伸びる企業」の条件
著者は、高校卒業後フリーターを経てアルバイトで入った
リクルートで正社員に登用される。
その後独立して採用関連の制作会社を営んでいる。
"はじめに”の章で、自身の採用の仕事の原点になった
リクルート時代の地方の養鶏場の中途採用の仕事を担当したエピソードが
語られていて、
「幸せで適正な出会い」の具体例に、うなづかされていた。
ヘッドハンティングや、人事・採用、
多くの本が出版されるようになって、今まで表にでなかったような情報も
見えるようになってきているが、
本書のスタンスは、きわめて"まとも"であるのに
稀有な存在のような気がする。
就職活動を行っている学生たちには、ぜひ一読を進めたい。