road2vのブログ - a little white rooster

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「ゲイシャ・ガール、リングに上がる」鈴木浩子/集英社

WWEタッグ・チャンピオン鈴木健想の妻にして、
日本人初のWWE DIVAになった鈴木浩子さんが書いた本。

この本で初めて知ったのだけれど、2005年夏にWWEを解雇されたらしい。
2005年11月、ハッスルマニア和泉元彌戦は記憶に新しいが、
あれはWWEを離れた後のことだった。
(もう半年も前のことと思うと時間が立つのは早い。)

鈴木健想さんが、WWEのトライアウトに挑戦して契約を
勝ち取ったのが2004年。

ゼロからスタートして、ひとつひとつ手づかみで
もがきながら夢をつかんで、また挫折感を味わっても
前向きに生きていく。
ごくごく最近のわずかな期間の波瀾万丈な出来事に
浩子さんの本音の語りが気持ちよい。

印象的だったのは、アメリカ生活で実感した、
アメリカ人の感覚について書かれた部分。
悪い部分もあるのかもしれないが、ストレートに
エネルギーを爆発させることができるbaseになっている
ような気がした。

あとがきの言葉を抜粋。
「..
物事を始める時には深い熟慮が必要だと思う。その上で自分の人生に
必要なことだと確信を持ったなら、後はやるしかない。
その信念を貫くしかない。
..」