副題は、ボクたちの新型コロナ戦記2020
幻冬舎のHPより
「大好きだから、会わないでおこう。
気持ちとは真逆の行動が求められることになってしまった、コロナ禍の日常。
さだまさしは、緊急事態宣言が発出された夜に、「緊急事態宣言の夜に」という歌を発表。
「お前のおふくろ死なせたくないんだ 大切な人をなくしたくないんだ」というメッセージを伝えた。
2020年、デビュー以来こんなに長期間ライブをしなかったことはなかった、
というさだまさしがミュージシャンとしてどのような思いで活動してきたか、
また、自身が設立した「風に立つライオン基金」が試行錯誤の中おこなってきた
、医療機関、福祉機関などへの様々な支援の様子を綴る」
シンガーソングライター:さだまさしさんの
2020~2021年春までの経験を記した本。
コンサートツアーを主な活躍の場にしている
アーティストが、
コロナ禍の元で大変な状況だろうということは
容易に想像できていたつもりでしたが
実際の現場の声を聞くことは、
ぜんぜんできてなかったのだな、
というのが本書を読んだ一番の感想。
「風にたつライオン基金」の設立者であり
海外で働く医療従事者の支援や、国内の被災地支援を
続けてきた、さだまさしさんの活動
歌としての「風にたつライオン」は好きだったのだけど
ほとんど知らなかった。
地道な活動が、紡がれて根を張っていたことが
今回のコロナ禍の元での活動にもつながっていくこと、
素晴らしいな。
<さだまさしさんのオフィシャルサイト>
https://masasingtown.com/contents/406815
<幻冬舎のHP>
https://www.gentosha.co.jp/book/b13563.html
<風に立つライオン基金のHP>
https://lion.or.jp/index.html