自動車評論家:福野礼一郎さんの本
2011~2012年の記事を収録。
福野礼一郎さんの本は、ほとんど購入しているので
重複した既読の記事も随分あるのでしょうが、未読の記事が少しでもあれば
買ってしまう、という魅力があります。
(MOOKや単行本はほぼかっているのですが、
雑誌だとCar-Exやくるまにあは買ったけど、ゲンロクやCGほとんど買ってなかったとか)
本書を買ってよかったと思った記事
スバルBRZ開発ストーリー:
BRZに焦点あたることが少なくなったような気がしますが
兄弟車である86が着実に進歩しているニュースはよく見ます。
スバルとトヨタが手を組んで世に送り出した、ちょっとした奇跡のようなクルマ
欲しくなってきました。
ワレラガガツクッタスーパーカー:
フェラーリ、ランボルギーニを初めとしたスーパーカーへの造詣・思い入れが強く
関連した本を何冊も書いている福野さん、
NSX(初代)について、どこをどうみてもスーパーではないというような厳しい批評をしていた
福野さんが、スーパーカーと認めたクルマとは?
これだけでも福野ファンはこの記事を読みたくなりますね。
幻と消えた超音速の世紀:
自分がまだ小さい子供のころ、実現していた夢のひとつがコンコルド。
30、40代になってそのときのコンコルドがそのまま就航し続けていること
(後継機が開発されていないこと)を知ったときは驚いたものです。
マッハ1、マッハ2、マッハ3の課題とは?
面白い。
世界に冠するニコンF:
一眼レフの名器についての論考。過去を知ってそして新しい何かにつなげたいもの。
★字が小さくて(特に目次)、老眼にはちょっとつらくなってきました。
それだけ情報量が多いです。
このシリーズは電子書籍になっていないのが残念。