三橋貴明さんの本。
最初の東京オリンピックから50年。
新幹線に首都高、インフラ整備が一気に進んで日本国民が急速に豊かになっていた時代から
時間がたち、当時のインフラも老朽化でメンテナンスが必須な時期にきている。
まして。地震や台風、近年毎年のように国土を襲う自然災害に備えた
国土強靭化と、あらたなリスクヘッジを可能とするインフラ整備の重要さを
本書は謳う。
1970年代、熊本の田舎でも
あちこちに新興住宅の建築現場があった、生コン車が走り、スーパーなどの
新しい商業施設ができて年々生活が便利になっていった。
道路の舗装やバイパスの開通などが進んでいたころの、
街の元気さみたいなものは子供のころの記憶の中に残っている。
時代は変わったけれど、
今度の東京オリンピックを契機に、
また同じような景気の良さと国力UPを同時に実現できる施策がとれる
チャンスがあるなら、それを実現できる政治に期待したい。