2014-06-29 「聖骸布血盟 上・下」フリア・ナバロ/ランダムハウス講談社 最近の読書 #小説 フリア・ナバロの長編小説。 トリノ大聖堂の火災、狙われたのは”聖骸布”なのか? イタリア美術品特捜部本部長マルコ・ヴァローニとそのチームが 捜査を続けるなかで、浮かび上がる組織の影。 テンプル騎士団など、日本人にはなじみがない歴史がベースに 物語が繰り広げられるため、異国感があってそれが魅力でもあった。 国とその歴史というのは個人の価値観に対しても 切ってもきれないものだと思う。