どんな小説なのか、あまり想像できない作品名で、
読むにはいたっていなかったのだけれど、
7編からなる連作中篇集。
「ピンクネイル・ジャーニー」
「ペリカンズ・バトル」
「リバーサイド・ムーン」
「ホリデー・イン・ディセンバー」
「ブラディマリーズ・ナイト」
「バイバイ・ロストキャメル」
「ワーキングガール・ウォーズ」
主人公:墨田翔子は37歳、
大手総合音楽企業で企画を担当している有能なキャリアウーマン。
{社会に出たのが、私と同じ時期に設定されていて、
時代背景とか懐かしくもあり。}
仕事はできても、人間関係に悩みがつきものなのは
どこも同じ。
突然思い立ってかけこんだ旅行社でオーストラリア・ケアンズを
勧められる。
MLで知り合った
ケアンズの日本の旅行代理店社の支店に勤める嵯峨野愛美29歳の
旅行者のツアーに参加して、
そこで同じ参加者の大泉嶺奈とも縁ができることになる。
おもしろかった。
憂鬱な問題があったとしても、
前向きになんとか乗り切っていく話に
ちょっと元気になります。
おすすめです。