2008-11-29 「虚貌」雫井脩介/幻冬舎 最近の読書 #練習用 雫井脩介さんの長編小説。 {先日、映画化された「犯人に告ぐ」を視ました。} 1980年に美濃加茂で起こった凶行。 その主犯とされた荒勝明が20年で仮出所した ところから物語が始まる。 犯罪者と追いかける警察、 雫井脩介さんの文章の落ち着いたトーンは、 本書でもかわらずに、独特な世界を 作り上げています。 リアリティがあるだけに、救いがないところも この小説の伝えようとしているところなのかと 思います。 読み応えありました。