road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「悲しき人形つかい」梶尾真治/光文社

風情を感じさせる書名、雰囲気のある装丁・・

久しぶりに読む梶尾真治さんの長編、期待してましたが・

24歳の主人公:祐介、
彼の高校時代からの友人:機敷埜風天(フーテン)は、
人付き合いは苦手ながら天才的な発明家。

人形つかいの意味は、最初の章で読めてしまって
そこで書名とのイメージの違和感をもって読み進めましたが、
さらにその後の展開、
こんなタイプの小説とは想像できなかった。

どたばた感もあるジュブナイルと思えば、良いのかのと思うと
それにしては、怖い部分もありで、ちぐはぐな感じです。

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映画「黄泉がえり」のハリウッドリメイクが決定したニュースをみました。

こういうタイプのSF(ファンタジー)が、評価されてリメイクされるというのは
日本のSFファン、誇らしく思いました。
(熊本で育った人間としても、梶尾真治さんの評価がここにきて世界レベルに
 高まってくれるのはうれしいですね。)