2004年「背の眼」で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した
道尾秀介さんの本。
主人公の道尾秀介、
「真備霊現象探求所」の真備庄介に
助手の北見凛、
「背の眼」以来の懐かしい顔と再会できたのはうれしい。
滋賀県の南端、三重県と接するあたりの山間部に古くからある
仏所「瑞祥房」、
失踪した仏師、血を流す仏像、
オカルト的な雰囲気にことかかない中で、
事件が起きる。
正直、こんな話だとは意外だった。オカルトよりも論理というところ。
「背の眼」の続編がこういう作品であるのは、
でもすごいことかもしれない。
また続編も読みたいと思いました。