第1刷は昭和61年3月15日。
山川健一さんの著作にこんな本があるのは知らなかった。
「プロローグのためのエッセイ」で山川さんが語っているように
作家として身をたてる前からの小説の習作や詩、
日記、批評、そんな文章を集めた
ファンに向けた自己紹介のような本。
自分の育った時代とは、十数年ちがうだけなのに
ずいぶんちがう世界観が広がっていることがまず驚きだった。
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プロの物書きになってからのノンフィクション作品。
平凡パンチで1984年に3回分載された
「ロードの輝ける星」も収録されています。
ヤマハの誇るオートバイRZ250・RZ350誕生のドキュメント。
一度も乗ることはなかったけれど、オートバイ好きにはうれしい
邂逅です。