実在の女性をモデルにしたという"アッコちゃん”が、日本がバブル景気に踊っていた
1984~現在までを駆け抜ける物語。
海老沢泰久さんの「愚か者の舟」を読んだとき、
(バブルとはこういうものだったのか。)とわかった気がしたけれど
本作はまたぜんぜん別の側面を見せてくれる。
終盤には、現在の六本木ヒルズやIT長者の話もつながるところがすごいというか..。
主人公の周りの登場人物も実名で多数登場して、リアル..。
これはすごい作品なのかもしれない。
バブル景気が頂点を極めて、そしてはじけた頃、
この小説ではもう後半に至る時期は、私は新入社員として東京で働いていた。
景気のよさといえば、基本給がベア含めて毎年6-7%あがっていたこと位で、
ほとんど実感はなかったな。
なんだか..疲れました。