伊坂幸太郎さんの短編小説集。
- 浜田青年ホントスカ
- ギア
- 二月下旬から三月上旬
- if
- 一人では無理がある
- 彗星さんたち
- 後ろの声がうるさい
- 十五年を振り返って
伊坂幸太郎インタビュー
巻末の著者本人インタビューでも背景が語られているのですが
著者はじめての文庫オリジナル短編集。
個人的に好きだったのは、
”一人では無理がある”
”彗星さんたち”
そして最後を占める
書き下ろし作品”後ろの声がうるさい”
現実の中には不思議な幸運のようなものもあって、
その背景にある人の思いやりやあったかさにふれると
他人事であっても癒される、そんな話です。