タリーズコーヒージャパンの創業者として知られる松田公太さんの著書。
近年、ベンチャー立ち上げで若くして成功した人は、
日本でも何人もいるけれど、
多くはITやそのサービス事業でのことで、
コーヒーという日常的な飲食の分野では珍しい。
普通の銀行員としてスタートを切り、
資本など特別なバックボーンがない中で、
直接アメリカの創業者とコンタクトをとり、
スターバックスにつぐプレミアム・カフェブランドを立ち上げた
その行動力と実現力には他の人にはない、魅力がある。
本書は、松田公太さんが実践してきた「5年単位」の人生設計について
書いたもの。
「いわば自分のそれまでの5年間のやりかたを変え、考え方を変え、
バージョンアップしながら5年単位で成長し、本当の実力をつけていく。」
自ら次の5年を見据えたチャレンジに立ち向かっている松田公太さんの
言葉だけに、説得力があります。
5年という区切りで、ステージアップを意識した行動、
決断をするというは、個人的にも有効な手段と思いました。
