5章からなる連作長編:
主人公:七森恵子は、元外資系証券会社のアナリスト。
今は個人で自称「金融探偵」として働いている。
謎の女:真壁杏子の依頼を受けて
投資先の候補である会社を調べるなかで彼女自身の過去も
明らかになっていく。
井上尚登さんの小説にはベンチャー企業の立ち上げを
描いたものもあった。
日本でこんな世界を書いた小説は珍しい。
限られた枚数ということもあり、
最後は無理やりcloseした感もある。
続編も書かれることがあれば読みたいと思いました。