road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

■修理:DIGA リモコン修理(2) 治った!

■リモコン修理
 手順はYoutubeでいくつか動画が上がっている通り。

1)リモコンの電池入れの蓋を外すと中央の左右に+ネジ(計2本)があり、
 それを外します。かなり径の小さいネジなので、対応するドライバを持っているか?が
 が最初のハードル。

2)ネジを外すと、あとははめ込みパーツを外すだけ。
 Youtube動画の説明をみていても、最初はおっかなびっくりでしたが

 自分の場合、リモコンの側面のわずかな隙間に爪をたてて、スライドするやりかたで
 無理なくゆっくりとリモコンを分解できました。
 
 電池ホルダとLED部分は基板とゆるく連結しているので、そこは注意深く
 取り外す。
 
 表面から露出しているボタンは、
 実際は3つくらいにわかれたただのゴム板上のパーツなので
 気にせず取り外して、掃除などした後に、またはめ込むのは簡単です。

 中央部の円状のボタンはプラスチックの独立パーツなのでそこだけ注意。

3)スイッチボタンの裏面をみると、汚れとは別にべたべたした感じがあって、
 これがおそらく導電インクみたいなもの?

 基盤上、スイッチが押し付けられる部分はくし形のパターンになっているので
 スイッチを押すと、ここが導通して抵抗値がかわることでON/OFF検出しているようです。

 理屈は、わかりやすい。

 なので、
 スイッチの動作反応が悪くなったのは導電印刷インクのようなものがへたったのだろうと
 思われ、ここにアルミ箔をうまくはりつけてやれば解決するだろうというのは納得。

 とくに今回、
 反応しなくなったスキップボタンは、使用頻度のわりにボタンの面積が
 一回り小さくて、構造的に弱いのが一目瞭然。


4)前回、修理を試みたときは(そして修理失敗)
 ちょうどキッチン用のアルミテープがあったので それを切って張り付けるという
 対応をしたのですが、
 回復せず。というか強くボタンを押しても全く反応しなくなる改悪。

 理屈には納得いった対応だったのに、
 予想外の不首尾にちょっと脱力してしばらく(半年以上)放置してました。

 
5)修理に再挑戦

 今回は、Youtube動画にもあったように、市販のアルミ箔に両面テープをはったものを切って
 ボタンに張り付けるようにしました。
  前回との差分としては、ボタンサイズに対してちょっとはみ出るくらいの大きさにしたこと。

 (前回は、余分な領域をショートすることになるかもと思って、小ぶりなサイズにしていたので
  そこで閾値を越えなかったような影響があったのかも。)

6)さて結果は?

  ばっちり!スキップボタン機能が復活しました。

  本来の機能が、ちゃんと動くだけですが、うれしい!


■新品や代替リモコンを買っても2000円ちょっとなので、
 大きな負担ではないですが、

 同様な不具合があるリモコンでも直せそう。。というのは気分的に余裕が持てます。
 
 最悪、買い替えと思ったなら一度お試しもあり、と思います。


■余談
 今回、自分が所有しているDIGAとしては一番新しいDMR-BRZ2000のリモコンだけが
 不調になったのですが、実際、ボタンが増えたり、リモコンサイズ大きくなったりして
 見かけ上進歩しているように見えて、

 今回、自分で分解して確かめたシンプルな構造、
 2重蓋のボタン2段構造がなくなったりして確実にコストダウンが目的の変更ですね。
 
 リモコンの金型を作り直すのはかなり大きな費用がかかるはずなので、
 (実際自分所有のDIGAも最初の2台(BW770/780)は同じリモコンです。
イオニアが究極のLDプレイヤー:HLD-X0を出したときにリモコンが普及機と同じだったのは
  有名な事例です。)
  なぜあまり必要がなさそうなリモコンのモデルチェンジがあるのかなと思っていたのですが、
  コストダウンの徹底として納得しました。

  次のリモコンのモデルチェンジがあるときは、スキップボタンは大きくなっている
  と期待しています。