2019-05-12 「駄目な世代」酒井順子/角川書店 最近の読書 #読書 「負け犬の遠吠え」でブレイクした酒井順子さんが、 自分の属する世代について語る本。 酒井さんは、自分の1つ上なので、世代的には完全に同じ。 性別だったり、出身地(酒井さんは東京)だったり、という違いがあるのですが 昭和から平成を生きた世相の切り方を楽しみました。 全般的に、酒井さんの自虐的な語りでするすると読ませるのですが 最終章の「古い時代の末尾」で書かれていること 「おわりに」、 世代の切り替わりとはこういうことなのだな、 としんみり心に響きました。