子供の頃、
叔父の住む愛媛・松山に旅行につれていってもらったことがある。
子供なので、旅行したいとか・・という強い希望があるわけでなく
親に連れられてということだったのだと思うのだけれど、
いまでも覚えているくらいショックだったのは、
テレビがNHKしかやってないこと。。
当時だと、
「超人バロム１」とか「ミラーマン」、「ファイヤーマン」、「アイアンキング」とか、
メジャーなシリーズだと「帰ってきたウルトラマン」とか「仮面ライダーV３」を
やっていた頃だったとおもうけれど、
子供にとってテレビの
娯楽の中の位置づけはとてつもなく高かった。、
松山城いったり、動物園に連れていってくれたり、
叔父夫婦は優しくもてなしてくれたのだけれど、
テレビはNHKしか観れない。と告げられたときのショックは
心と体に刻まれている。
何がいいたいかというと、
昔は本当に娯楽が限られていたなということ
九州・熊本に越してときは、福岡や佐賀のテレビ局も受信できて
テレビ放送には恵まれていたけど、
FMラジオはNHKだけ（FM福岡はうまく受信できないことが多かった）
放送も土日はゴルフやパリーグの野球中継などで、中高生の時分は
観て楽しめる番組が少なかった。
・・かたや現代、
実家に帰省しても、姪や甥はいつでもWiFiでYoutubeの動画が見れるので
（録画予約などはしているけど）、テレビの放送に対しての渇望感が
ぜんぜんちがうな、と思う。
自分が同じ年の頃は、テレビ番組表熟読していて、見たい番組を首尾よく
観れるのか・・意識してた。（親や兄弟とのチャンネル争いとかで
観れないことはよくあったので）
またしても何がいいたい、かというと
かつての時代の老後と違って、今は消化しきれないくらいの
娯楽がある時代だということを、
ありがたく思っているということです。
年とってもテレビドラマや映画を楽しめるタイプでよかった。
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