刑事:姫川玲子が活躍するシリーズ長編。
新作読むのはひさしぶり。
冒頭、庄野初海と江川利嗣の二人の高校生の淡い恋と青春のエピソードが
こんなストーリーにつながるとは、想像できなかった。
重たい。。が、
これが当事者にとっての本当の姿なのだな、と思う。
シリーズおなじみのメンバに加えて、本書で
あたらしく登場した
ガンテツこと勝俣を影から操ってきた政治家:鴨志田、
事件をきっかけに玲子とかかわることになる検事:武見諒太、
不穏な新しい闘いを想起させる。
読むのがまたつらくなりそうだけれど、
新作が読みたい、と思います。