リクルート出身で、リクルート社のフェローになった後
2003年から東京都では義務教育初の民間好調として中学校校長を務めた経歴を
もつ藤原さんの本。
読書の価値について、自分の経験を踏まえて、考察された
中身が濃い本というのが第一印象。
自分でもそうだな思ったのは
「本当に自分に必要な本と出合いたいと思う人には、習慣化した「乱読」を
おすすめする」というところ。
自分も小学校の頃から、図書館で本を借りて読むのが習慣だったので
いろんな本を乱読してきて、その中で自分の心に残ったり、糧になっている本は
ジャンルも出合ったタイミングも、さまざまで時代に散らばっているな、と
感じています。
付録 藤原和博の
「これだけは読んでほしい」
と思う本・50冊
の最初に紹介されているのが、
「天才! 成功する人々の法則」マルコム・グッドウェル著
堀江貴文さんをはじめ何人かの人が本書を引用しながら言及している、
1万時間以上の練習量をつめば、誰でもひとつの分野のマスターになれるのだ、
という著者の研究による証明
紹介されることで、目に触れる機会が増えたけれど
そうでなければ、まさしく唯一この本と出合わなければ
出合えなかった証明の代表例です.
読書好きの人にも、一読をお勧めします。