ボディガード:キリを主人公とした大沢在昌さんの長編小説。
トマス・リーと名乗る男から
日本滞在中のボディガードの依頼を受けたキリが
依頼者との打ち合わせ場所に指定されたホテルに向かうと
原因不明の爆発が、そして指だけを残して焼死した依頼者・・
自制心の強いプロフェッショナルのキリは
魅力的な主人公で、
前作「獣心」に続いてその活躍を楽しみました。
本作ではキリが習得した古武術やその師匠との
周辺ストーリーも明らかになります。
本作のEndingは、
ボディガードのキリが今回の事件を契機に
捜査畑にも職域をひろげていきそうな可能性を示していて
新作がまた読めそうです。
楽しみです。