road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「人生の勝算」前田裕二/幻冬舎

SHOWROOM株式会社 代表取締役社長:前田裕二さんの本。

小学生の頃からギターの弾き語りで
お金を稼いだ経験が
今のSHOWROOM事業につながっている。

本書で、何度かでてくる
人生の指針としての「コンパス」という言葉、

社会人になって、時間がたつとそんなもの見失っていたと
自分自身の身を振り返って、思います。

人生80年と考えると、
自分にも新たなコンパスが必要だな、というのが
本書を読んで得られたこと。

前田裕二さんの経歴、

1987年生まれで今30歳、
若いですね。ヒルズ族世代の後にきた新しい世代なのだと感じました。
エネルギーが満ちているのが、本書からも感じられます。

2010年、早稲田大学政経学部を卒業後、
外資投資銀行に入行、
2011年からニューヨークに移り機関投資家相手にアドバイザリーを行う

2013年5月にDeNAに入社、
11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる

2015年8月に同事業をスピンオフ SHOWROOM株式会社を設立。

投資銀行時代にも、”誰よりも働く”ということを実践して
トップの成績を上げてきた前田裕二さん

事業立ち上げに当たってもその信念は変わらず。

人より成果をあげられるのは、「頑張るから」
努力投入量が、人より圧倒的に大きいから。

確かなコンパスを持ち、仕事が自分そのものであればこそ、
というのはあると思うのですが
イーロン・マスクしかり、どれだけ働くか・・で成功が決まる部分も
あるのでしょうね、と思いました。


SNSの後にくるものは、”ライブストリーミング”、

前田さんもヒントを得た中国からきたこの流れは、
現実の日本でも大きな流れになっているようです。

SHOWROOMでも
アバターとしてライブ空間に入場して、ギフティングというシステムで
投げ銭のようなActiveな課金ができるのが特徴

初めて、自分でもSHOWROOMに入ってみましたが
ライブゆえの熱さは、独特ですね。

年末のいくつかのテレビ番組で、(別のサービスですが)
世界(中国の富裕層など)の視聴者から多数の課金を受けている
日本の女性パフォーマーの姿も紹介されました。


SHOWROOMも、
日本でアイドルたちのライブから始めたようですが、
いろんなパフォーマーたちを対象に広げることで、
日本発の新しい大きなプラットフォームを作ることもできるのだろう
と思いました。注目したい!