以前、ベンチャー企業に勤務していました。
業界に注目している人には、関心が高い会社の一つでもあったかと思います。、
上場したのはITバブルがまだはじける前で、業界への注目もあり
その時は株価は上昇を続けて、現在の株価の10倍ちかい高値を付けていたこともあります。
(私は、上場直後の入社。)
その後、株価も大きくさがりましたが、
またの高値を期待する個人投資家は多く、
大きめの株価の増減の時には、
掲示板などで、悲喜こもごもの意見、解説のコメントが並びました。
私自身も、入社後の自社株の積み立て購入や、
ストックオプションの行使をした株主でもあったので
自社の掲示板はよく読んでいました。
それまでも、他社の株の掲示板を読んでいて、
たんなる感想や感情的なつぶやきの中に、
時折、業界事情や技術について知識があり説得力のあるコメントが
あって、そういうことなのか・・受け止めることが
よくあったのですが・・
自分が勤務しているベンチャー企業の掲示板を読んでいて
初めて、わかったこと!があります。
■説得力あるコメント・解説は、実はまったく的を得ていなかった!
勤務先のベンチャーでは、社員数十人規模だったのもあり
毎週、個別製品・カテゴリの売り上げ情報を全社員に共有していました。
会社の自社株購入や、国際的なアライアンス状況についてもしかり。
(MTGで口頭での共有)
主要な製品の動向や、新製品、新プロジェクトの進捗状況
自社の業績がどう動いているかが、タイムリーにわかります。
そのため、
全社員がインサイダー情報をもっていることになります。
自社株の売買をするには厳しく制限がありました。
(自社株の売買期間は、決算発表後の限られた期間のみ可能)
そんな中で、掲示板での解説を読むと・・