湊かなえさんの本。
上巻につづくエッセイ集。
本作では、
結婚して主婦生活を続ける中で、
公募ガイドをみて応募を始めたときのこと、
川柳で初めて賞をもらってそれが活字になったこと
脚本を書き始めたこと
小説を書こうと思ったこと
など、今まで他の本で語られなかったところまで
詳しく当時の気持ちが書かれていて、
湊かなえファンなら、
デビュー作である「告白」、そして作家デビューにつながった
その第一章「聖職者」を、より深く楽しめるようになること、まちがいなし。
自分も、正直、この本を読んだ後
本屋で「告白」の文庫本を購入して、
夜に最後まで読見直してました。
巻末に 特別収録で
脚本での受賞作2本を収録しています。
「第2回BS-i新人脚本賞」佳作受賞作
「ラスト・エレベーターガール」
「第35回創作ラジオドラマ大賞」大賞受賞作
「答えは、昼間の月」
ラジオドラマの方は、NHK FMシアターで放送されたのなら
自分は聴いたことあったような気がします。
(時期的に再放送だったのかもしれないですが)
おすすめ、です。