road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

市場・雇用環境についてのマスコミの論調について

自民党安倍政権下で、

大きな改善を続けている株式市場や雇用環境の数字について

テレビ放送、でMCやコメンテーターが、

実感がないとか、
あまり意味がない、
とか発言しているのを聞いて、

正直、就職や転職などに直に接している人たちには
それは、まったくひびかない言葉だな、と思います。


過ぎてしまえば忘れてしまうものだけれど、

思い出せば、大手企業が巨額赤字決算を連発し、
地方工場の閉鎖も続き、

リストラや派遣の雇止めでしのいでいたものの

こんな決算が続いて、破綻しないですむなんてことが
あるだろうか? 不安はぬぐえなかった

そう思っていたのが、
まさしく2012年初めまでの日本経済の現実でした。

企業が破綻して雇用がなくなる状況が、
年金や社会保障体制の維持にも
良いわけがないのは自明のことです。

それから5年、

街をあるいていても、ポスティングのチラシをみても
高額な時給のパート、バイト募集(急募も多い)が
あふれている今、
(転職市場では、大手の継続的な求人も目立つようになってきました。)
仕事そのものがなくなった、というあの時代のことを思い出したら、

政権が変わって、今の与党の政策を変えることで
(現状を評価していないのだから、注意深く考えて保持する意思はないのでしょう)
負の結果が出るかもしれないことに、恐怖はないのか?

不思議です。


余談ですが
個人的な投資では、力つきたエルピーダの破綻で傷みました。

日本半導体の数少ない残った宝だったので
Symbol的な存在でもあり悲しかった。

自分自身はちゃんと生き残って勝ち続けてきた東芝メモリ
今回の売却には、だから経営責任の重さを感じます。