road2vのブログ - a little white rooster

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「たゆたいエマノン」梶尾真治/徳間書店

梶尾真治さんの、エマノンシリーズ最新作。

- たゆたいライトニング
- となりブリザード
- ひとひらスヴニール
- さよならモイーズ
- けやけしドリームタイム
- あとがき
- エマノンの軌跡

エマノンの外観・印象については、作品中でも何度も登場人物たちのことばで
言及されているのですが
表紙のイラストもエマノンのたたずまいや表情の不思議な魅力に
あふれていて惹かれます。

エマノンという名前は憶えているので、
10代の頃にでも1作くらいは以前読んだいるのではと
思っていましたが、記憶には引っかからず。
初の体験になりました。

あとがきを読むと

まだ原始生命の頃から、
単体としての記憶を引き継いで生きているエマノン
その親友として時を超えて(時にはさかのぼり)
邂逅している”光(ヒカリ)”に焦点をあてて編まれた

というのは本作が初ということです。

超越しているのだけれど、自然なエマノンのそばにいることで
癒されるなにか・・というのは、たぶん不変的なものという
感じがします。

シリーズ作品、たくさんあるようなので
ゆっくり読んでいきたい。