SNSやブログでいろんな文章や意見を読めるようになって
そのかわり、新聞や雑誌のエッセイを読む機会は、ばったり減った。
自分の眼にはいるネット上の文章は、
旬だったり、自分と関係のある人たちの
バイアスで選択されたものだったりするので、
そこが、かつて読んでいたバラエティあふれたバックボーンを持つひとたちとの
エッセイとはちがう、というのは本書を読んで強く感じました。
かつて著作を読んでいた著名な人たちの最新のエッセイでも、
長い間ふれてなかったな、ということが多いです。
こういう本、年に1冊、読むのはわるくないなと思います。