伊坂幸太郎さんの”陽気なギャング”シリーズ3作目。
前作から9年ぶり・・
というあとがきを読んで、そんなに前だったかとちょっと驚きました.
自分自身、9年前から今の状況などはどんなふうになるのかも全く想像できなかった。
年上くらいという印象もあった主人公たちが、あきらかなに年下になったような。
そのくらいの時間です。
さすがに登場人物たちの特徴も一部しか記憶に残っていなかった・・
のですが
でも、読み終えた頃には前作からの世界観を共有できた気がします。
敵役である悪党のリアリティ、
いつもの伊坂さん作品での超越的な悪ではないところが
共感しやすくほっとしたところでもあり。
結束する仲間たちと共有していく信頼感とか、心地よい。
新作は、できれば2年ごとくらいに読みたいです。