漫画家の小山田いくさんが亡くなられたとのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000077-it_nlab-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000109-nataliec-ent
16才くらいの時に、友達から「星のローカス」や「ぶるうピーター」借りて読んだのを
きっかけにファンになりました。
当時のキャラクターの絵柄はコミカルならテイストが強くて、
同級生の友達たちが作品(新刊)の内容を熱く語っていたときも
最初はカバーの絵をみて、あまり興味はもっていなかったのですが
(実弟のたがみよしひささんのシリアステイストの絵とのちがいを語るのは、その後
友達との会話の定番でしたね。)
実際に借りて読んでみると、
高校生や中学生(すくらっぷ・ブック)なりの真剣な人生との向き合いかたみたいなものを
感じられる作品で、独特な魅力がありました。
「ぶるうピーター」も「星のローカス」も登場人物たちと自分たちの
年齢が重なっていたので、タイミングのあった特別な出会いだったのかと思います。
「すくらっぷブック」は、16歳当時ももう新刊では手に入らなかったので、
古本で見つけるとちょこちょこ買ったりしていました。
それから
「ウッド・ノート」や「君はノルン」、「マリオネット師」(これは就職してからまとめて)
などは自分でも買いそろえて、今でもそのいくつかは本棚にあります。
小山田さんの作品が連載されていた「少年チャンピオン」は、
サンデー/マガジン/ジャンプに比べてあまりチェックしていなかったので、
その後の作品も単行本がでているのを本屋で見かけて、懐かしくて買う程度でしたが、
地元の小諸の自然とリンクを強めた作品もまた新しい魅力がありました。
いくつかのニュースでも紹介されていましたが、
電子書籍で絶版になった本も読めるようなら、またちょと読んでみたい。
ご冥福をお祈りします。