宮部みゆきさんの長編小説。
第吃堯〇?
第局堯〃莪
クリスマス、中学校の裏庭で死体として発見された中学生:柏木卓也。
死体を発見した同級生の野田健一
彼が不登校になる前に、喧嘩さわぎのあった大出俊次たち不良三人組。
そして刑事の父親を持つ学級委員の藤野涼子
自殺と思われた事件、告発文書、
マスコミ報道と、事件の拡大。
中学生である当事者の自分たちをおいて、動いていく事態の中で
藤野涼子は、自分たちで裁判を開いて事実をはっきりさせることを
決意する。。
三部にわたる大長編。
「模倣犯」以来のボリューム感、
扉に”事件発生直後の人物相関図”そして第二部では
”学校内裁判関係者人物相関図”が書かれていて、
中学校が舞台、
さらに学校内裁判、という言葉に劇めいたつくりもののイメージもあって
でちょっと読み始めるのに躊躇するところがありましたが、
おもしろかった。
登場人物たちの、それぞれの人生と思いがつづられる中で
その世界に引き込まれていく誘因力は、宮部さんの作品の中でも
特に本作で顕著
通勤中の読書も含めて1週間で第一部を読み終えて、
第二部は日曜日に一気に読み終えました。
いよいよ、次は 第敬堯
校内裁判
終盤に向けて一気に駆け上がる長編の醍醐味、
読むのが楽しみでわくわくしています。
く