絲山秋子さんの本。
- 袋小路の男
- 小田切孝の言い分
- アーリオ オーリオ
の3編を収録。
川端康成文学賞を受賞した表題作と
そのアンサー小説でもある「小田切孝の言い分」
高校時代から続く男女の不思議な関係、だが現実は
こんなつながりでできているのかもしれないとも思った。
アーリオ オーリオ
ひょんなきっかけで始まった主人公と姪との文通、
ケータイが一般化した現代で
手紙でのやりとりというのは本当に稀有だなと思いながら
学生時代の友達との手紙のやりとりを思い出しました。