井上夢人さんの長編小説。
1970年のクリスマス、クルマの前に突然現れた男を轢いてしまった、
主人公たち4人。
それから10年おきに、集まった彼(彼女)らの前に、
不思議な出来事が起こる。
1980年
1990年
2000年
作家である井上夢人さんの反映なのだろうけれど、
自分よりも年上の主人公たちというのに、ちょっと親しみ感じる。
自分より一足先の彼らの30年の人生、
明らかになった真実の意外性よりもそちらの方を味わっていた。
ハッピーエンドといえるのじゃないかな?ラストシーンもよかったです。