road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「幸福の手紙」内田康夫/実業之日本社

内田康夫さんの”浅見光彦シリーズ”。

浅見光彦シリーズ長編、ひさしぶりに読んだ気がします。

作中で32歳という表現があったので、自分よりずっと年下の浅見光彦
会って・・・時間の流れを感じました。 

1994年刊行の作品なので20年前ですね。

旅行ガイドのエディタである広島出身の主人公:中村典子が
巻き込まれた2つの殺人事件と
井の頭公園で発見されたバラバラ殺人死体。

関係ないようにみえる3つの事件が、浅見光彦の手でひとつに
つながってそのからくりがクリアになっていくさまは、
ああ、浅見光彦シリーズってこうだったというカタルシスがあります。

おもしろかった。

ほとんどの作品は読んだつもりでしたが、未読の作品の中に
まだこんな作品があったのかという感じです。